撥水加工されたウェアは「表現の自由」を守る!?

アウトドアライフからは縁遠く、自然の厳しさなんて知っているはずはない。そんなふうに誤解されがちなのが、さまざまな主張をもっておこなわれるデモや集会の参加者なのでは? もちろん、右も左も、このさい関係ありません。

「雨ニモ負ケズ」の精神が満ちあふれている人たちのことですから、酷暑の夏にも厳寒の冬にも、行動する意欲をくじかれることはありません。

でも、日本の宿命「雨降り」だけは苦手という人も多いにきまっています。

日射しのほうは、薄着にしたり帽子をかぶったりすれば、すこしはマシになります。底冷えだって、厚着をしたうえに使い捨てのカイロを使えば、それなりにしのげるようになります。

雨の日ともなると……。最高気温が30度C超、湿度が100%ちかくなんていう日に、集会で1時間、デモ行進で2~3時間、大規模な集まりともなれば出発を2~3時間待たされるなんていうこともザラのようですから、へたすると6~7時間の長丁場。

ときには、「ゲリラ豪雨」のような悲惨な状況のなかを、歩いたり止まったり、歩いたり止まったりをくり返すのです。もちろん、自分たちの主張を世界じゅうに向かって大声で叫びながら歩くのですから、傘をさしてでは迫力が減退します。

そこで、コンビニで買った、まに合わせの「ビニール合羽」を羽織ったりするのですが、これがまた地獄。外からは雨、内側からはとめどなく噴き出す汗! 30分もしないうちに、文字どおり「パンツまでびっしょり」状態になってしまいます。

そんなさなかでも元気に歩いたり叫んだり歌ったりしている人たちを見ると、たいていがアウトドア仕様の「レインギア」で身をかため、足元はといえば、ゴアテックス製のトレッキングシューズなどでキメているではありませんか。

なかには、「山ガール」時代の装備一式を身にまとい、ご主人や小さな子どもを引き連れている若いママたちも珍しくありません。

雨風はしっかり防いで、内側のムレはさりげなく逃がしてくれる高機能のアウトドアギアは、「表現の自由」を守ってくれる、大切な道具でもあるんですね!                                                 (写真はイメージ)

撥水加工サービス「ドロップルーフ」

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