撥水スプレーや防水スプレーの効果【防汚効果について】

撥水スプレー、あるいは防水スプレーは、単に水を弾く性質を与えるだけでなく、汚れを付きにくくする効果もあります。衣類や靴、カバンなどを雨や雪から守るだけでなく、もっと日常生活の広い部分に応用することができます。ここでは撥水スプレーの使い方や注意点を、簡単にまとめています。

撥水スプレーと防水スプレーを汚れ防止で使う方法

撥水スプレー・防水スプレーは、皮革や繊維に水を弾く効果を与えます。靴や衣服、バッグなどにあらかじめスプレーしておくと、雨粒や雪、水しぶきがかかっても水分が染み込まず、濡れたときの不快感や汚れを防げます。

撥水スプレーは、フッ素樹脂を主成分とするものと、シリコン樹脂を主成分とするものに、大別されます。

両者とも水性の汚れを弾くところは同じです。しかしフッ素樹脂は油性の汚れもある程度弾きますが、シリコン樹脂は、油性汚れには効果がありません。したがって、フッ素樹脂を使った撥水スプレーをあらかじめスプレーしておくと、水性・油性の汚れが付きにくくなることが期待できます。大切な衣類なども、フッ素樹脂で加工することで長期間きれいな状態を保つことが可能です。

ソファーやカーペットなど日常にも使える撥水・防水スプレー

撥水スプレー・防水スプレーは、外出時の衣類や靴、バッグなどを水分から守るだけではありません。

ソファーやラグ、カーペットにあらかじめ噴霧しておくと、コーヒーやジュースなどをうっかりこぼしてしまったときにも汚れを弾いてくれるので、汚れが繊維の奥まで染み込まず、後始末が大変楽になります。

また、特にフッ素樹脂を使用した撥水スプレーは、コーヒーやジュースのような水性の汚れだけでなく、油性の汚れも弾いてくれるので、例えば台所のマットなど長く使うにしたがって、水性・油性双方の汚れを吸い取ってひどく汚れてしまいます。キッチンマットにスプレーを噴霧しておくと、寿命を延ばしてくれるので安心です。スプレーの際には脱色の恐れもあるので、最初は目立たないところで試してから使うようにしましょう。

撥水・防水スプレーを使う際の注意事項

撥水スプレー・防水スプレーを使う際には注意事項があります。

撥水スプレー・防水スプレーに使われている、フッ素樹脂やシリコン樹脂、そしてこれらを溶かしている有機溶剤は、すべて身体に悪いものです。うっかり吸い込んでしまうと、身体に悪影響を与える可能性があります。

したがって、撥水スプレー・防水スプレーは、必ず風通しの良いところ(もちろん戸外がベスト)で使用し、スプレー後には、よく乾かしてから使うようにしてください。一度に大量のスプレーを噴霧することは危険なので、避けるようにしましょう。万が一、スプレーを大量に吸い込んで気分が悪くってしまったときは、必ず医療機関を受診するようにして下さい。

※ただしこれら防汚効果ですが、ありとあらゆる汚れが付きにくくなるわけではありません。汚れには汗などの水溶性汚れ、油などの油性汚れ、土や埃などの不溶性 汚れと3つに区分けされます。防水スプレーや撥水スプレーで防止できる汚れは水溶性汚れと油性汚れです。また、あくまで撥水性が効いている間の効果ですの で、水や油が染み込むようになったらその防汚効果はなくなってしまいます。

耐久性のある撥水効果を行うには防水スプレーや撥水スプレーなどの簡易撥水加工では限界があります。撥水専門業者が行う撥水加工に相談してみましょう。

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