レインジャケットを長く愛用したいけれど、性能の違いや、メンテナンスについてはよくわからない——そんなお悩みを抱えていませんか? 今回は、ドロップルーフに寄せられるさまざまなお悩みの中から、特によくある質問をピックアップしました。日々のメンテナンスやクリーニングの前に、ぜひ参考にしてください。
Q1.ゴアテックスの防水性能は回復しますか?
A.ゴアテックスの防水性能は基本的に低下しません。ただし、撥水性能は徐々に低下していきますが、ドロップルーフに依頼すれば、撥水性能を回復させることができます。
防水と撥水は、それぞれ異なる物理現象です。レインジャケットの場合、防水性能とは、ジャケット内部が濡れないように水を通さない性能のことを指します。それに対して、撥水性能とは、水を弾き、生地が水を吸わないようにする性能を指します。
ゴアテックス製品の場合、芯地として用いられるゴアテックスメンブレンが損傷していない限り、防水性能は低下しません。その一方で、ゴアテックスメンブレンを保護している表地のナイロン生地やポリエステル生地の撥水性能は、徐々に低下していきます。
ドロップルーフにご依頼いただければ、高度な処理技術により、撥水性能を高い水準で回復させることができます。
Q2.自分でメンテナンスしたいので、おすすめの撥水剤を販売して欲しい
A.私たちは次の理由で、撥水剤単品を販売していません。
私たちのDWR処理は、市販の撥水スプレーとは処理のプロセスが異なります。撥水性能に耐久性を持たせるには、撥水剤単体だけでは不十分です。さまざまな機材や薬剤を使用した高度な処理プロセスを経ることにより、撥水性能に高い耐久性を持たせることが可能になります。
撥水スプレーなどを使用した撥水処理は手軽で安価ですが、より長くレインジャケットを愛用したいなら、ぜひプロへご依頼ください。ドロップルーフは、高度な処理プロセスにより、ゴアテックス製品を始めとするレインジャケットの撥水性能を蘇らせます。
Q3.ドロップルーフの撥水性能は、どれくらいの期間持続しますか?
A.撥水性能は時間と共に劣化するものではなく、使用されるごとに徐々に低下していきます。そのため、使用状況によって撥水性能の低下具合は異なります。
ドロップルーフでは、実験に基づき、洗濯回数による撥水性能の変化をデータ化しています。市販のスプレーや撥水剤との比較も検証していますので、ぜひご覧ください。
Q4.新品のレインジャケットにも撥水処理を改めて施した方が良いですか?
A.ドロップルーフのDWR処理は、新品のレインジャケットと同等の性能を出すために開発しました。そのため新品のレインジャケットなら、改めて撥水加工をする必要はありません。
もちろん、ドロップルーフは、最高の撥水性能を実現すべく、日々努力を重ねています。しかし、各メーカーも高度な撥水処理技術を実現しており、新品のレインジャケットなら、撥水性能は問題なく機能します。ぜひ、使用していく中で、撥水性能が落ちた際にご依頼ください。
Q5.ドロップルーフでは、「**」という生地に、撥水処理は可能でしょうか?
A.ナイロンもしくはポリエステルを主体とした生地であれば、可能と考えられます。
多くの場合、レインジャケットの素材につけられた名称は、芯地に用いられている素材のことを指します。例えば、防水透湿素材として知られるゴアテックスは、本来、芯地に用いられる薄い膜のことです。
これらの生地は、表と裏に、一般的な化学繊維であるナイロンやポリエステルが用いられています。ドロップルーフでは、原則として、ナイロンやポリエステルに対する高度な撥水処理に対応しています。
Q6.ドロップルーフにレインジャケットの撥水処理を依頼すれば、汚れも落ちますか?
A.撥水処理にあたって、高精度の洗浄加工も実施するため、レインジャケットの汚れは落ちます。
撥水処理を定着させるためには、レインジャケットの表面を清潔にする必要があります。例えば、糊やテープで何かを固定したい場合、貼り付ける場所を綺麗にしないと、汚れと一緒にすぐに剥がれてしまうのと同じです。
ドロップルーフでは、高度なクリーニング技術により、レインジャケットの外見と性能を高水準に維持します。
Q7.ドロップルーフでは、レインジャケットの修理も可能ですか?
A.修理も可能です。ご依頼時に、修理希望のコメントを付け加えてください。
例えば、防水素材の縫い目を保護するシームテープの張替えは、よくある修理の1つです。ぜひとも、プロの技術を備えたドロップルーフへご依頼ください。
Q8.ドロップルーフの「DANSUIコーティング」後のメンテナンスは?
A.これまでどおり、定期的に洗濯を行い、その都度、熱処理乾燥を行ってください。
DANSUIコーティングは、高い耐久性を持っていますが、永続するわけではありません。摩耗により生地のコーティングが失われた場合には、再度処理する必要があります。
使用頻度によりますが、レインジャケットを頻繁に使用される方は、1年もしくは1シーズンに1度は、ドロップルーフでDANSUIコーティングを行うと良いでしょう。定期的なメンテナンスは、レインジャケットをより長く愛用するための第一歩です。