ダウンジャケット(ウェア)の洗濯・クリーニングについて

抜群の保温性と、負担の少ない軽量が売りのダウンジャケットは、アウトドアシーンにおいて、最もポピュラーな防寒具として知られています。
ですが、ダウンジャケットに常に十分な性能を発揮させるためには、常日頃からのメンテナンス、クリーニングが欠かせません。その正しい方法をご紹介します。

ダウンジャケット(ウェア)の洗濯・クリーニング方法について

ダウンジャケットは非常に高価で高級なダウンを多く使用した高級品から、化繊を採用した普及価格帯のものまで幅広い商品が存在しています。これらのダウンジャケットは、その特徴に応じてそれぞれクリーニング方法が大きく異なっており、同じように扱うことはできません。

自分のダウンジャケットをどのように扱えばよいのか、その指針となるが、付属している品質表示(ケアラベル)の内容です。品質表示(ケアラベル)は大きく分けて2種類で、化繊を中綿に採用しているダウンジャケットに多いのが、自宅でクリーニング可能であることを示す、水洗いOKの表示です。一方、本格的なグースダウンなどを使用した高価なダウンジャケットでは、逆に水洗い不可の表示がされているものもあります。クリーニングを行う前に、必ず品質表示(ケアラベル)を確認するようにしてください。

自宅でダウンジャケット(ウェア)を洗濯する方法

自宅でダウンジャケットをクリーニングする場合には、必ず低温の水を使用します。できれば30℃以下の水がお勧めです。手洗いでクリーニングを行う場合には、ダウンジャケットをたたみ、おしゃれ着用の中性洗剤か、専用のダウンクリーナーを溶かした水の中に静かに沈め、ゆっくりと押し洗いを行います。もし洗濯可能表示があり手洗いではなく洗濯機を使用する場合には、必ず洗濯ネットに入れて洗うようにしてください。

その後に洗濯機で30秒から1分間脱水し、形を整えて2、3日室内干しで乾燥させます。乾燥機を用いるのであれば、ジャケットの各部へのダメージを防ぐため、必ず低温に設定してください。

乾燥が終わったら、全体に撥水・防汚スプレーをかけてクリーニングは完了となります。

アウトドア用ダウンジャケット(ウェア)のクリーニングサービス

自宅でクリーニングできないダウンジャケットの場合には、クリーニングに出すことになります。
特に撥水加工機能を備えている高価なダウンジャケットの場合には、それらの機能を損なわず、また再び十分な機能を発揮できるよう、取り扱いに習熟し、しっかりとしたメンテナンスができるプロのクリーニングサービスに任せるべきです。

プロのクリーニングでは、ダウンジャケットの汚れに応じて必要なクリーニングを行い、中綿に染み込んだ汗、汚れもしっかりと落としてくれます。こうしたサービスを利用する場合、価格の相場はクリーニングに出すダウンジャケットの価格に比例して上下すると考えてください。一般的なダウンジャケットであれば2000円から3500円前後となりますが、高級ダウンジャケットの場合には7000円を超える場合もあります。しかし、プロの行うクリーニングは、ダウンジャケットの機能をしっかりと蘇らせます。

クリーニングに加えて撥水加工をプラスできる!

撥水加工専門サービスドロップルーフでは、これらプロのクリーニングに加えてさらに撥水加工を処理します。生地表面の撥水加工はもちろんのこと、中綿のダウンまで撥水効果をプラスして、水濡れに強いダウンジャケットになります。通常のダウンジャケットは水に濡れることでダウンの保温力が極端に落ちてしまい、さらに水を吸い込むことでとても重たくなってしまいます。撥水加工を加えることでこれら水濡れによる保温力の低下、重さの増加を防いでくれて、より高機能なダウンジャケットにすることが可能です。

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