ドロップルーフでの弾水コーティングを加工するにあたって、先日そらのした倉庫までお持ち込み頂きましたお客様がいらっしゃいました。
一度、しっかり話を聞いてから加工したいとのことでお越しいただきました。
工場見学という形での受け入れ態勢ができておらず、本当にお話をするだけの形になってしまう点は申し訳なく思っております。
お話させていただき、大切にしているウェアだからこそしっかりとしたメンテナンスをしてくれるところに依頼をしたい、そういったお気持ちがすごく伝わってきました。
私どももこの「ドロップルーフ」が、皆様の大切なアウトドアウェアをお預かりする最も良いサービスでありたいと思って開始したサービスです。本当に嬉しかったです。
お預かりしたのも某高級ブランドのウェア。
とても綺麗に使用しておられて、大変状態の良いものばかり。
お預かりして気持ちの方も引き締まりました。
ウェアは着るものですが、ことアウトドアに関して言えば命を守るものです。
命を守るものをしっかりとメンテナンスしていつも良い状態に保ちたい。
そういうお客様に支持されるお店でありたいと考えております。
そらのした弾水コーティングの特徴
そらのした弾水コーティングは、ゴアテックス等高い山ウェアに対して、使用していくにつれて低下していく撥水性をなんとか元の状態に戻せないかという思いで開発した撥水加工です。
ゴアテックスなのに水が染みてきたという経験をされたことはありませんか?
実際はゴアテックス層は染みている生地の内部にあるので、「ゴアテックスが染みる」ということはありません。本当に染みてきたなら穴が開いているはずです。
ゴアテックスはほとんど劣化することはありませんが、表面生地にかんしてはしっかりとケアをしてあげないといけません。ゴアテックスによる防水性は保たれていてもビニール合羽状態になってしまいます。
ウェアを大切にメンテナンスすることというのは自分自身を守ることかもしれません。