1張り数万円もするテント。
使い始めは水をよく弾いていたものも使い込んでいくに従い水をよく吸うようになってきた!なんてことがありますね。
テントに対してもしっかりとメンテナンスを行い撥水性を保っておかないといざ使う時にカビだらけなんてことになってしまいます。
ここではテントへの撥水加工について説明していきます。
最近テントの水の弾きが悪くなってきたなと感じたら
テントも使用するたびに紫外線でのダメージや汚れの付着などによって撥水性が少しずつ低下してきます。
撥水性が低下することでいろいろなデメリットも伴ってきます。
テントの撥水性が低下することで生じる3大悪が下記になります。
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テントの重さが増す。
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テントの乾きが悪くなる。
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カビが生えてします。
撥水性の低下でテントの重さが増す
テントの撥水性が低下することで、テント生地に水が吸着してしまいます。そうすることでテントは水の重さを抱え込んでしまいます。
いざ撤収しようとするときに重たいテントは畳むことに非常に苦労します。
テントの重さが倍近くに増えることもあり、例えばフェス会場のテントサイトはテントを持ち込むにあたって結構歩かされることが多いです。
そんな時に重たいテントを担いで帰るのは本当に大変です。
撥水性の低下でテントの乾きが悪くなる
テントが水をしっかりと吸い込んでしまうことでテントの乾きが悪くなります。
撥水性がばっちり効いているテントであればテントを立てた状態で日向に30分ほど置けば乾いてしまうものが、撥水性の低下したテントでは数時間してもまだ湿っているということがあるでしょう。
結果として、テントの撤収がなかなかできないという状況に陥ってしまいます。
テントにカビが生えやすくなる
上記テントの乾きが悪くなることに伴って起こることがカビです。
濡れたままであったり湿ったままテントを畳んでしまうことで、1週間もすると雑菌が反映してカビが生えてきます。
カビは一度生えてしまうとカビの根が残ってしまうため表面上きれいにできたとしてもまた同じ個所にカビが生えやすくなります。
しっかりとカビの根を消滅させる必要があり、一般家庭での作業は大変です。
もしカビが生えてしまったらプロにお願いしましょう。
テントへの撥水加工
テントの撥水加工として、防水スプレーや撥水スプレーをかける方法があります。例えば下記のような商品があります。
これらを使って撥水剤を塗布するのですが、例えば撥水スプレーだとテント一張り分塗るのはスプレー一缶ではかなり厳しいものがあります。
最低でも2缶は使うことになると思います。
コールマンの塗るタイプの撥水剤では一缶である程度広く塗ることは可能ですがそれに伴って値段も高いですね。
防水スプレーでもテントに処理すると2000円~3000円くらいします(大きさが大きければもっと必要)。防水スプレーや撥水スプレーは簡単に短時間で処理することが可能ですが、その分撥水効果も限定的になります。
そこで検討したいのが専門的な撥水加工サービス。
値段は7000円~となっており、自分で行う撥水加工と比べるとずっと高くなっていますが、その分撥水効果の持続性は格段にアップします。
せっかく購入したテントを長く使いたいという方はテントの撥水加工サービスを利用してみるもの良いのではないでしょうか。