弾水コーティングの安全性試験(ホルムアルデヒド、アゾ染料)

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この度お客様より依頼があったため、弾水コーティングの安全性を確認する試験をカケンテストセンターにて実施頂きました。

 

ホルムアルデヒド検出試験

ホルムアルデヒドは毒性があり、吸引すると目・鼻・呼吸器の粘膜が刺激され、くしゃみや咳などの症状が現れます。接触によっても刺激され、皮膚炎になることもあるようです。

建材などにも使用されることが有り、合板を接着する際の接着剤などに含まれることがあります。

とくに乳幼児に対しては厳しい規制があり、乳幼児用の服には検出限界以下に抑えることが望ましいです。

下記にカケンテストセンターの試験結果を掲載しております。弾水コーティングの影響を調べるため、施工前と施工後において試験を行っております。

ホルムアルデヒド試験

今回、ホルムアルデヒドは乳幼児規制以下であり、検出限界以下となりました。
乳幼児の服に施工しても問題ありません。

 

特定芳香族アミン類検出試験(アゾ染料)

アゾ染料の一部は皮膚表面や腸内の細菌、肝臓等で分解され形を変えることで発がん性またはそのおそれが指摘されています。長時間皮膚に接触している

販売の繊維製品においては2016年4月以降、対象となる特定芳香族アミン(24種)が基準値(30mg/kg)を超えて検出された製品は日本国内での販売が出来なくなりました。

私どもは販売品ではありませんが、繊維製品に対して加工を行っているサービスを提供している会社として、アゾ染料の含有を調べるため、特定芳香族アミン類検出試験を行いました。その結果を下記に示します。

特定芳香族アミン類の検出試験_試験報告書

こちらも弾水コーティングの影響を調べるため、弾水コーティングを施工してあるもの、弾水コーティングを施工していないものの2種類に対して試験を実施し、どちらも検出限界以下となりました。

 

弾水コーティングは危険物質を使用している訳では無く、現在の安全性や環境性の基準に沿って開発しております。その中でもより一層の撥水性や撥水の耐久性を付けるよう研究開発をしております。

UPDATE2018.05.03
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