防水とは【傘とレインウェアの防水性能はどちらが強い?】

防水とは【傘とレインウェアの防水性能はどちらが強い?】

Drop in water. Blue waterdrop macro shot

防水とは、雨が降った時に生地内部へ水を通過させないようにして、服の内部をドライに保つことを言います。
半面、服内部で発生する湿気はこもってしまうという弱点がありましたが最近ではこのような問題を克服した高機能防水素材も出ています。

 

防水とは?~防水にも強い弱いがある~

防水は水を通さない状態のことを言います。この防水にもすごく防水するものとそこそこ防水するものとあり、強弱があります。これらを評価するのはJIS L 1092 繊維製品の防水性試験方法で定められており、しっかりと評価が可能なものです。

傘とアウトドア用レインウェアのどちらが防水性能高いと思いますか?
雨具の代表と言えば傘なので非常に防水性能が高いと感じられますが、実はアウトドア用レインウェアの方が防水性能は高いです。上から降ってくる雨に対してそれを防ぐだけの傘に対して、アウトドア用レインウェアは足や肘を曲げたり、時には座ったりするため部分的に大きな圧力がかかります。その圧力に耐えられるだけの防水性能をアウトドアウェアには付加させています。

 

防水の特徴について~ビニールカッパは防水デメリットの代表例~

水を通さなくする防水機能ですが、良いことばかりではありません。水を通さなくなるその反面、実は服の内部の水分も通さなくなります。その最たる例がビニールカッパです。

ビニールカッパは内部の汗を全く通しません。その結果だんだんと湿気が溜まってきて不快になってきます。そのうち雨で濡れたのか、汗で濡れたのか分からない状態になりますね。ビニールカッパを積極的に着たいと思う人は少ないはずです。ビニールカッパは街で少しの時間雨に濡れないようにするためのものであり、登山やアウトドアで長時間雨に打たれるような状況ではNGです。

昔よりだいぶ少なくはなってきましたが、富士登山でコンビニで買ったビニールカッパで登ろうとする方がいらっしゃいます。これも絶対NGです。

 

デメリットを克服した高機能防水素材

先に説明したデメリットも技術で克服されてきました。それがゴアテックスと言う素材です。ゴアテックスは水を通さないが水蒸気は通すという特性を持ったフィルムで、先に説明した防水性を高い性能で持ちつつ、かつ汗は湿気として外に出してくれるという素材です。近年はゴアテックス以外にも各社同様の性質を持った素材を開発していますが、水を通さない防水性能・汗を逃がしてくれる透湿性能のバランスが非常に優れているのがゴアテックスです。

特にアウトドアではとても機能を発揮します。特に登山は、気温も下がりますので風も冷えも押さえられますのでおすすめです。

ゴアテックスは、雨具のほか、靴や帽子、グローブなどにも使われてます。特に靴は、ゴアテックスが良いです。通気性も良く、ゴアを使う事で水分を弾きます。また、帽子も防水機能がある方が良いです。雨の日は、全身濡れますので、水が浸透しにくい機能のあるもので対応できます。

 

防水性能は落ちないけど・・・

デメリットを克服したこのゴアテックス。防水性能は穴が開かない限りほとんど変化はしません。そこがアウトドアに使用にとって強みです!たしかに防水性能は低下しませんが、適切にメンテナンスをしないとゴアテックスの汗を逃がしたりする効果は低下していきます。ゴアテックスのフィルム自体の性能は変化しないのですが、生地表面の撥水性が落ちることで表面に水の膜がはってしまい、結果として水蒸気が出ていくのを阻害してしまいます。

ゴアテックスのウェアはメンテナンスしてこそその高機能特性が生かされます。ゴアテックスを得意としたメンテナンス業者にお任せして洗濯や撥水加工を行うことも可能です。

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UPDATE2016.01.25
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