ゴアテックスの撥水(防水)について

ゴアテックスの撥水(防水)について

Grey Waterproof Jacket Detail - Close Up with Liquid Droplets

山に登ったりキャンプをしたり、アウトドアが趣味の方にとって大切な相棒になるのがアウトドアギアです。その中でも、アウターウェアに関しては高級ブランドや有名ブランドのものを揃えているという方も少なくないかもしれません。今回は、優秀な機能が人気のゴアテックス素材のアウターウェアについて、その特徴とメンテナンスの仕方をご紹介します。

 

ゴアテックスの種類

ゴアテックスのアウターウェアは、3つの用途に応じて種類が分かれています。ウェアを選ぶ際には、黒のタグに記載されている「プロダクトクラス」に注目して選ぶと、目的にぴったりなウェアが見つかります。そのうち、「ACTIVE PRODUCTS」は、特殊なテクノロジーで設計されているガーメントによって、最も高度な透湿性を誇っています。短時間にアクティブな活動を行う方や、ハードな有酸素運動向きです。また、様々なアウトドアの場面で、防水耐久性や防風性に加えて、透湿性にも優れているウェアを希望する方には「PRODUCTS」が向いています。快適な状態を可能にし、防護性も備わっているので幅広い活動で活躍します。さらに、厳しい天候条件や過酷な条件の下で活動を行う方には、最高ランクの丈夫さが追及されている「PRO PRODUCTS」が適しています。

 

ゴアテックスのレイヤー(層)

ゴアテックスは、メンブレンと呼ばれる特殊な構造を持つ極めて薄い素材を採用しているのが特徴です。このメンブレンに、生地を貼り合わせて作られるのがゴアテックスファブリクスで、2層構造タイプと3層構造タイプがあります。層のことをレイヤーと呼ぶこともありますが、2層構造タイプの場合は、防水透湿素材または防水素材に表地が付加されており、コンパクトで軽量のウェアを実現させています。また、2層構造は体をドライな環境に保ち、動きやすさの面でも抜群です。一方、3層構造タイプは、防水透湿素材か防水素材に表地が付いているのは共通していますが、さらに裏地が付加されている点が異なります。3層になっているために外気からしっかり体を守り、快適さが保たれるため、より激しいアウトドアスポーツを行う場合でも対応できます。

 

ゴアテックスの撥水力・防水力と透湿性

ゴアテックスのウェアを利用することによって、色々な環境において活動が快適になるのは明らかです。しかし、ゴアテックスウェアの構造上、最も外側にある層の繊維に撥水性がなくなってしまうと、撥水力や防水力がなくなり、深刻な影響が出てきます。ゴアテックスウェアのメリットの一つに、汗をかいても蒸気を外部へ放出する機能がありますが、撥水性がなくなって一番外の層に水分の膜ができてしまうと、透湿性までなくなって汗が外部へ放出されなくなります。また、撥水性が落ちればウェアが水分で重たくなり、体に余計な負担がかかります。厳しい条件で活動している場合には、大きなリスクになります。そうならないためにも、ゴアテックスウェアは常日頃メンテナンスを欠かさず、撥水力をキープすることが重要です。高度な撥水・防水加工を望むなら、自力でのメンテナンスよりもプロの撥水加工サービスへ頼む方が失敗がないと言えます。

UPDATE2015.12.27
  • このエントリーをはてなブックマークに追加