ソースや油汚れを弾く撥水性

ソースや油汚れを弾く撥水性

水、ソース、油が撥水する状況説明図

最強の防水スプレー決定戦の動画では、水や醤油、ケチャップなどを使い防水スプレーの撥水性を評価しています。

これらは撥水性が液体によって異なる事を示してます。

実際にどのような現象が起こっているのでしょうか?

 

液体によって異なる撥水性

水だけじゃなくて、ソースや醤油、ケッチャップなんかも染み込まないようになれば嬉しいですよね!

フッ素による防汚効果として、テーブルクロスなどに応用されてます。こぼしてもさっと拭くだけで汚れが取れてお手入れが大変簡単になります。

さて、これらソースなども弾くためにはどのような条件が必要になるでしょう?

撥水(弾く)ということは、表面自由エネルギーというものが関係しています。

表面自由エネルギーとは分子間に働く力の、不安定分ですが、なかなか難しいので、球体になろうとする力とでも捉えてください。

この表面自由エネルギーは、水、醤油、ソース、油で異なってきます。どの醤油、ソースを使うかによってもちろん異なりますが、前述の順に表面自由エネルギーが小さくなっていきます。

表面自由エネルギーが小さいほど、球体になろうとする力が弱く、広がろうとします。弾かなくなる状態ですね。べちゃーっとした感じになりやすくなります。そのため、水よりソースの方が染みやすく、ソースより油の方が染みやすくなります。

 

撥水するかどうかは液体だけで決まらない。

さて、液体によって、染みやすさが変わることを説明しましたが、それだけでは撥水するかどうかは言い切れません。実は接触する表面の自由エネルギーも影響してきます。

接触する表面もやはり同じように表面自由エネルギーを持っており、それが大きいと、接触する力が強くなり、液体は広がろうとします。汚れを弾いたり撥水するためには、この表面自由エネルギーは小さいことが必要です。

これが撥水加工面となります。できるだけ表面自由エネルギーを小さくしようとする処理です。

撥水加工の方法は唯一ではなく、数多く存在しますので、撥水加工面が持つ表面自由エネルギーもまた、色々な値を持つことになります。

撥水加工によっては、水は弾くけど、油は弾かないということが起こります。

防汚効果を高くするためには、表面自由エネルギーの小さい油も弾くことができるようなエネルギー状態にしておく必要があります。

 

弾水コーティングでは、表面自由エネルギーを適切に保つことができ、油もしっかりと弾く加工を行います。それを持続させることも大きな特徴です。

 

撥水加工専門サービス「ドロップルーフ」

 

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UPDATE2015.10.27
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